IR情報

株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長執行役員 新美 司

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

ここに当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)における事業の概況をご報告申し上げます。

当中間連結会計期間の6か月間の経済概況は、米国景気や行き過ぎた円安に揺り戻しがあり、国内では、インフレ圧力の一方で賃上が波及し、インバウンド消費も拡大しました。外食産業全般では、値上げによる増収がある一方、原材料・エネルギー等の高騰や深刻な人手不足問題等が続きました。

このような環境下で当社グループは、コロナ禍で痛んだ資本の増強を進め、営業面では、企業理念の浸透を中心に据えた組織強化を図りつつ、着実な出店・業態の整理・店舗リニューアル投資とともに、フランチャイズ事業の拡大に努める一方、中食店舗の不振店整理を進めました。

当期間の出退店等としては、出店3店舗(静岡県・愛知県・奈良県)、業態転換1店舗、改装4店舗、および退店5店舗(愛知県4店舗・兵庫県)でした。

以上の結果、当期間末のグループ店舗数は119店舗(直営店105店舗、フランチャイズ店13店舗、およびプロデュース店1店舗、前期末比2店舗減少)となりました。

なお、前連結会計年度までは、店舗数を前期同期間末との比較で表示していましたが、当連結会計年度より前期末との比較で表示するよう変更しています。

また、当期間の末日にあたる9月30日の営業をもって退店した1店舗は店舗数から除外しています。

外食事業では、各業態での売価見直しや主力業態「一刻魁堂」のリブランディング改装等を推進し、外食直営店の既存店売上高は前年同期比105.3%と伸張しました。

原価面では、原材料価格の高騰が続き、売上原価率32.5%となり同0.8ポイント悪化しました。

販売費及び一般管理費面では、人件費が同0.2ポイント増大しましたが、エネルギーコストが同0.7ポイント低減したこと等により、販売費及び一般管理費は同0.4ポイントの改善となりました。

以上により、当中間連結会計期間の売上高は3,918百万円(前年同期比4.7%の増収)となりました。

利益面では、営業利益52百万円(同21.3%の減益)、経常利益62百万円(同12.6%の減益)となりました。

また、業態転換・改装・退店に伴う固定資産除却損18百万円、同売却損6百万円、以上24百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する中間純利益は22百万円(同32.5%の減益)となりました。

当社は「おいしさと楽しさを創造し、笑顔あふれる社会づくりに貢献すると同時に、全社員・パートナーの物心両面の幸せを追求する」を企業理念に掲げ、「社員・パートナーの意識の高さにおいて外食産業日本一(まずは東海エリアNo.1)を目指す」を経営目標に置いています。当社グループは引き続きお客様のニーズを第一に考え、お客様から選ばれる企業を目指し前進してまいりますので、株主、関係者の皆様には、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

株式会社 JBイレブン
代表取締役社長執行役員 新美 司


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